ＧＡＫＵの爆走日記！

生徒会長選挙ネタ、

まだまだあります。

さて、

今日は、

僕が生徒会長選挙の演説で言った

文を紹介したいと思います。

かなり長いので、

覚悟して読んで下さい（笑）。







今回僕は、

立候補のテーマを

「扉を開けて、社会とつながろう！」

としました。

狭い学園内部での活動にとどまらず、

もっと地域社会や社会に出た

OB・ＯＧたちとつながることで、

より学園生活が豊かになるはずだ、

という思いに立っての提案です。



たとえば身近なところでは、

自転車通学。

自転車は道路交通法の対象となる、

社会性の強い移動手段です。

自転車に乗ることで交通法規を学び、

また交通マナーを守ることを覚えます。

社会性の獲得に有効であり、

なおかつエコロジーな乗り物である

自転車による通学を

中学１年生から可能とすることはできないか

と考えました。

これは僕自身が、

去年と一昨年に、

不満に思っていたことでもあります。

僕の場合、

バスで通学すると、

３０分から１時間、

通学にかかりました。

それが、

中３で自転車通学になってから、

約２０分でつきます。

自家用車だと、

１５分でつくので、

ほとんど変わりません。

自転車ってこんなに速いのに、

わざわざお金を使って、

自転車より遅いバス通学なんて

あまり意味がないと思いました。

経済面を考えても、

僕の場合

片道３２０円、往復６４０円

もかかっていました。

定期券は、

３ヶ月で２万５０００円くらい。

２年間バス通学だと、

定期券だけで約１５万円。

これは普通の自転車約５台分の金額です。

自転車通学の利点は、

①お金がかからない

②社会的マナーを学べる

③エコロジー

の３点で優れていると思います。

ということで、

僕が当選したら

１年生からの自転車通学可能を目指します。

ただし、

技術や知識は、

個人の差異があるので

学校側の判断によるテストを実施し、

これに合格した人を自転車通学可能とします。

地元警察の指導を仰ぐことも良策だと思います。



２番目は

OB・ＯＧをはじめとした

卒業生や先生方、

保護者といった身近にいる「社会人」と

もっとうまく交流できないか

と考えました。

これについては、

はじめに、

僕宛に寄せられた、

岩田学園の先輩からの文章を

紹介させていただきます。

はじめまして。

お邪魔します。

１０数年前卒業したOBです。

現在は医療系の仕事に従事しています。

たまたま見つけた母校の現役生のブログ、

興味深く拝見させてもらいました。

学生のころは気がつかないものですが、

社会に出て初めて

岩田の卒業生の人脈の凄さに気がつきました。

今ではさまざまな場面で

先輩にアドバイスをもらったり

後輩から相談されることもあります。

現役生からも岩田を盛り上げていってくださいね。

それでは・・。

この文章は、

僕が選挙公約を掲げたブログに

コメントとして書かれたものですが、

このメッセージこそ、

僕が生徒会活動を通じて行い事、

そのものなのです。

岩田関係者には

既に社会で活躍しているOB・OGや

保護者が沢山います。

彼らに在校生が問いかけ、

コミュニケーションがとれる仕組みを

構築しようと考えています。

つまり

「岩田つながり」の人たちの

知識や経験をあつめて、

それを在校生、卒業生が利用できる

岩田の集合知の構築です。

岩田の集合知、

英語ではＩＷＡＴＡ　ＣＯＬＬＥＣＴＩＶＥ　ＩＮＴＥＬＬＩＧＥＮＣＥ

略してイワコレ！

岩田つながりは

現在の在校生、卒業生だけでも

２５００名以上、

これにその保護者や、

先生方などを交えて拡げていけば

１万、２万といったつながりも見えてきます。

その集合知に向けて、

あなたの疑問を問いかけてみましょう。

「数学なんか勉強してなんになるの？」

「制服って意味がある？」

「アメリカに留学するんだけど、

　だれかアメリカに住んでいませんか？」

「金持ちになりたいけど、

　今からなにを準備すればいい？」

「異性にもてる大学ってどこ？」

きっとタイムリーにベストアンサーが返ってくることでしょう！

集合知については、

こんな話があります。

１８８４年のロンドン。

とある博覧会で、

牛の重さ当てコンテストが行われたときのこと。

８００人が参加して、

投票した回答の中にはもちろん、

全く的外れな数字もありました。

しかし！

参加者には、

牧畜や家畜の専門家がいなかったにもかかわらず、

全員の平均値と、

実際の牛の重さの誤差は、

たった１ポンド（約４５４ｇ）。

最も正解に近かった個人よりも、

正確な数値を叩き出したのです！

当時は

手作業で投票用紙を回収して、

筆算で平均値を計算したのでしょうが、

パソコンとインターネットという

道具を使える現在においては、

おそろしく簡単に仕組みをつくることができるはずです。

問題は管理運用面で、

いわゆる「荒らし」

部外者の「なりすまし」や、

他人の誹謗中傷が横行する「裏サイト化」を

防がなくてはなりません。

そのために匿名性を一切排除し、

完全登録制として

顔の見える安心なつながりを作る。

立上げの初期は

生徒と卒業生および教職員に限って会員登録可能として、

さらには生徒会の自主運営としながらも

先生方、保護者の専門家にも

管理の協力を仰ごうと考えています。

費用に関しては

なるべく自力開発として、

それでも発生するサーバーなどの費用については、

岩田つながりの企業や団体などの

広告掲載によるスポンサードをお願いして

まかないたいと考えています。



またこの仕組みづくりは、

日常活動の中でコツコツと実行していくもので、

文化祭や体育祭といった

生徒会の中心活動を邪魔するものではありません。

それどころかイワコレが機能していけば、

より多くの岩田関係者に呼びかけることで、

より多くの参加者、

協力者を獲得できることでしょう。

歌手などのサプライズゲストの招待も

可能になるかもしれません。

文化祭、体育祭を盛りあげる

強力な道具になるはずです。

ただ難問が一つある。

それはイワコレの構築からテスト、

そして安定化までには

１年から２年はかかるだろう

ということです。

つまり

通常の生徒会の在任期間では、

時間が足りないのです。

ここに僕が中3でありながら

立候補した理由があります。

いますぐにでも、

皆さんの賛同を得て、

在校生、先生方、保護者、そして多くの卒業生に働きかけ

同時にシステムを開発して

テストを開始したいのです。

そうすれば

５年生の終わりには

安定した非常に有効なシステムとして

後輩に引き継ぐことができるでしょう。

そして私たちは先輩、卒業生として

このシステムの恩恵に十分に浴することができるのです。



僕が訴えているのは、

現状の改革でも改良でも、

ましてや否定などでもありません。

いまの岩田が持っている

「人」という財産を

よりよく活用するための仕組みづくり、

モノづくりの提案です。

与えられた課題をしっかりと成功させることはもちろんですが、

僕たちが在籍した時代に、

なにかひとつでも新しい財産を築き、

それを次の時代へと受け継いで行きたいのです。



みなさん、

どうかこの新しいチャレンジに

賛成の１票を投じてください！



今日はお時間をいただき、

ありがとうございました。