2011年02月08日
事故を考える。
昨日の時点で知っていたニュースなのですが・・・、
F1パイロットの一人であるロバート・クビサが、
イタリアのラリーに参戦中に事故。
右カーブで車体がアウトに膨らみ、
ガードレールに衝突。
その先に少し隙間を開けてガードレールがあり、
そのガードレールに車両が正面から衝突。
ガードレールは車体のハッチバックまでをも突き抜け、
クビサは右腕、右手、右脚を骨折。
そのうちの右手は重傷で、
一時は切断の必要がある恐れがあった。
コ・ドライバーのヤクプ・ゲルベルは無事。
病院に搬送後行われた手術は成功しており、
クビサは現在意識を取り戻しているが、
今季のF1参戦は難しそうである。
写真はここからお借りしました。
これはまずF1チームの責任問題がスポンサーから問われそうです。
今季F1に参戦するドライバーが、
ラリーに出場することを許可していいものか?
結果的に事故っちゃったクビサももちろん問題ありですが。
でも、
ドライバーとしてはいろいろなカテゴリーに参戦してみたいでしょうしねぇ・・・。
僕だってラリーやってみたいですもん。
結局のところ決断するのはドライバー本人ですから。
ってか一番問題なのはコースです。
ガードレールが部分的につながってない?
地面にガードレールの端を埋めてない限り、
そこに真正面から突っ込む可能性はラリーのレース中どころか、
一般人にだって十二分に起こりうる!
戦車でも持ってこない限り、
ガードレールに猛スピードで真正面から突っ込めば、
ガードレールは車体を貫く刃になることは容易に想像できます。
コックピットの安全性を高めることも大事ですが、
それは車体の重量増加につながり、
慣性の法則がより強くドライビングに関係し、
コーナリング中の車はより外へ外へと向かおうとし、
結果として車は安全ではなくなります。
だからと言って、
「絶対に滑らないアスファルトを作れ」
だとか、
「完全に衝撃を吸収するタイヤバリアを設置しろ」
とか言ってるわけではありません。
すべてのスポーツには危険が伴っています。
モータースポーツは世界でもっとも危険なスポーツの一つでしょう。
だからこそ、
”明らかに危険”である箇所はレース開催前にちゃんとしておくべきだと思うのです。
だいたいちょっと前までサーキットには、
ピットとメインストレートを隔てるコンクリートウォールはありませんでした。
ヘルメットだって頭の半分しか覆えてませんでしたし、
カートにカウルなんてもんはついてませんでした。
ほとんどなんでもアリなレギュレーションの中、
まさに化け物級の車たちが作られました。
当然死者も出てました。
もちろんそれも自動車の歴史で、
それがあるから今の自動車があるわけで。
自動車の安全性能は近年飛躍的に向上しましたし、
HANS装着を義務づける4輪レースも増えてきました。
サーキットもセナの事件以来タイヤバリアが設置されていますし、
ランオフエリアがアスファルトのサーキットが増えてきました。
それでもなお、
モータースポーツである限り危険は存在します。
でも、
一人一人が注意することで防げる危険はあります。
今回の場合は、
コース管理者(公道だからそこの役所なのかな?)が注意すればよかったんです。
ちなみに、
今回のような事故は決して珍しいことではありません。
だからそこのあなた、
とりあえずピット内での喫煙はやめましょう(笑)。
あなたの隣にあるのはガソリンです。
ロバート・クビサ氏の一刻も早い回復と、
F1復帰を願っています。
F1パイロットの一人であるロバート・クビサが、
イタリアのラリーに参戦中に事故。
右カーブで車体がアウトに膨らみ、
ガードレールに衝突。
その先に少し隙間を開けてガードレールがあり、
そのガードレールに車両が正面から衝突。
ガードレールは車体のハッチバックまでをも突き抜け、
クビサは右腕、右手、右脚を骨折。
そのうちの右手は重傷で、
一時は切断の必要がある恐れがあった。
コ・ドライバーのヤクプ・ゲルベルは無事。
病院に搬送後行われた手術は成功しており、
クビサは現在意識を取り戻しているが、
今季のF1参戦は難しそうである。
写真はここからお借りしました。
これはまずF1チームの責任問題がスポンサーから問われそうです。
今季F1に参戦するドライバーが、
ラリーに出場することを許可していいものか?
結果的に事故っちゃったクビサももちろん問題ありですが。
でも、
ドライバーとしてはいろいろなカテゴリーに参戦してみたいでしょうしねぇ・・・。
僕だってラリーやってみたいですもん。
結局のところ決断するのはドライバー本人ですから。
ってか一番問題なのはコースです。
ガードレールが部分的につながってない?
地面にガードレールの端を埋めてない限り、
そこに真正面から突っ込む可能性はラリーのレース中どころか、
一般人にだって十二分に起こりうる!
戦車でも持ってこない限り、
ガードレールに猛スピードで真正面から突っ込めば、
ガードレールは車体を貫く刃になることは容易に想像できます。
コックピットの安全性を高めることも大事ですが、
それは車体の重量増加につながり、
慣性の法則がより強くドライビングに関係し、
コーナリング中の車はより外へ外へと向かおうとし、
結果として車は安全ではなくなります。
だからと言って、
「絶対に滑らないアスファルトを作れ」
だとか、
「完全に衝撃を吸収するタイヤバリアを設置しろ」
とか言ってるわけではありません。
すべてのスポーツには危険が伴っています。
モータースポーツは世界でもっとも危険なスポーツの一つでしょう。
だからこそ、
”明らかに危険”である箇所はレース開催前にちゃんとしておくべきだと思うのです。
だいたいちょっと前までサーキットには、
ピットとメインストレートを隔てるコンクリートウォールはありませんでした。
ヘルメットだって頭の半分しか覆えてませんでしたし、
カートにカウルなんてもんはついてませんでした。
ほとんどなんでもアリなレギュレーションの中、
まさに化け物級の車たちが作られました。
当然死者も出てました。
もちろんそれも自動車の歴史で、
それがあるから今の自動車があるわけで。
自動車の安全性能は近年飛躍的に向上しましたし、
HANS装着を義務づける4輪レースも増えてきました。
サーキットもセナの事件以来タイヤバリアが設置されていますし、
ランオフエリアがアスファルトのサーキットが増えてきました。
それでもなお、
モータースポーツである限り危険は存在します。
でも、
一人一人が注意することで防げる危険はあります。
今回の場合は、
コース管理者(公道だからそこの役所なのかな?)が注意すればよかったんです。
ちなみに、
今回のような事故は決して珍しいことではありません。
だからそこのあなた、
とりあえずピット内での喫煙はやめましょう(笑)。
あなたの隣にあるのはガソリンです。
ロバート・クビサ氏の一刻も早い回復と、
F1復帰を願っています。
Posted by GAKU at 22:47│Comments(4)
│車
この記事へのコメント
4輪に乗るなら2輪から、峠を攻めて、サーキットへ。
そんな時代じゃなくなりましたからね〜。クローズドで走って、速くなって・・怖いとか知らないうちにF1まで言っちゃう時代ですからね〜・・
昔のパリダカとかのほうが逞しかったなぁ・・・って、思ったりする今日この頃。
そんな時代じゃなくなりましたからね〜。クローズドで走って、速くなって・・怖いとか知らないうちにF1まで言っちゃう時代ですからね〜・・
昔のパリダカとかのほうが逞しかったなぁ・・・って、思ったりする今日この頃。
Posted by ますたースカイウォーカー at 2011年02月08日 23:14
ますたースカイウォーカーさん>
う~ん、
だからと言って峠を攻めてる人たちを完全に肯定したらしたで問題ですからね(汗)。
確かに安全すぎるサーキットはドライバーの注意力を育てられない危険性があるかもしれませんが・・・。
とはいっても対向車もなくエスケープゾーンの広いサーキットでさえ、
ドライバーが怖いと思うことは多々ありますよ~。
ブラインドコーナーの先のライン上に車が横向きに止まってる時なんてホント怖いです・・・。
う~ん、
だからと言って峠を攻めてる人たちを完全に肯定したらしたで問題ですからね(汗)。
確かに安全すぎるサーキットはドライバーの注意力を育てられない危険性があるかもしれませんが・・・。
とはいっても対向車もなくエスケープゾーンの広いサーキットでさえ、
ドライバーが怖いと思うことは多々ありますよ~。
ブラインドコーナーの先のライン上に車が横向きに止まってる時なんてホント怖いです・・・。
Posted by GAKU at 2011年02月09日 19:51
衝撃ニュースでした。
なにより命が無事でよかった。
確かクビサ初優勝の直前も大クラッシュしたかな。
彼は復帰戦でやるでしょう。
とりあえず代役探してたから、君を推薦しといたよ(^^)
なにより命が無事でよかった。
確かクビサ初優勝の直前も大クラッシュしたかな。
彼は復帰戦でやるでしょう。
とりあえず代役探してたから、君を推薦しといたよ(^^)
Posted by 西海岸なまり at 2011年02月10日 08:21
西海岸なまりさん>
とりあえず回復に向かってるそうなので一安心です!
復帰戦で頑張ってくれるでしょう!
代役推薦、ありがとうございました(笑)。
オファー来るかな~♪
とりあえず回復に向かってるそうなので一安心です!
復帰戦で頑張ってくれるでしょう!
代役推薦、ありがとうございました(笑)。
オファー来るかな~♪
Posted by GAKU at 2011年02月10日 21:24